さてさて、帰国してもう3週間になりますし、そろそろ南米滞在レポートを再開します。今回はブラジル滞在中に何度かお邪魔した、サッカー選手ネイマールの個人事務所「NR Sports」の様子をご紹介します。まずは正面入り口から。
これが単なる「事務所」ならわざわざブログで紹介するまでもないのですが、いざ中に入ってみると「ネイマールミュージアム(記念館)」と呼んでも差し支えないような場所だったんです。主にネイマールファンの方向けの内容になりますが、事務所内の様子を写真でご紹介します。
まずは受付。待合用のソファの前には、ネイマールが表紙を飾った雑誌がズラリ。
さらに壁の方を見ると、下のような絵がかかっています。
この事務所は4階建のビルを丸ごと使っていて、スタッフは広報・マーケティング・権利関係・法務・会計・人事等合わせて全部で40人くらいいます。当初はネイマール選手のために彼のお父さん(名前は同じくネイマールさん)が立ち上げたこのマネジメント事務所ですが、現在では他にもアスリートや歌手を何人か抱えていることもあって、ここまでの大所帯になっているようです。これに加えて、今年スタートした学校プロジェクトのスタッフが更に100人以上います。一人の人間の活躍でこれだけの雇用が生み出されるというのは興味深い事実ですね。
さて、続きます。僕が思わず「ネイマール記念館」と呼んでしまったのは、以下に紹介する同オフィスビルの階段部分の様子です。どうぞ。
はい、何かもう説明省いて一気に写真ばっかり載せましたが、大体こんな感じです。ネイマールという選手の歴史をザッと視覚的に概観できる展示になっていました。中でもお父さんネイマールの選手時代の記事の切り抜きは貴重ですね。あと個人的には牛の着ぐるみの写真がツボでした。事務所1階のカフェテリアには、この着ぐるみ姿の等身大パネルも置いてあったのですが、幼い頃に牛の格好した時には、まさか将来その姿でパネルが作られるなんて思いもしなかったでしょうね。ほんと人生って何が起こるかわかりません。
他にも色々展示されていましたが、僕が個人的に気に入った絵をあと1枚だけご紹介します。こちらは階段を上がった上の階のオフィス内に飾られていた、ネイマール選手が幼い頃の親子の図です。
というわけで、前述したようにこの建物自体はあくまで事務所なのですが、正直ファンの方にとってはこれだけでも観光スポットになるんじゃないかっていう印象でした。入館料取って開放したら商売になりそう(スタッフは仕事どころじゃなくなるだろうけど)。
ところで今回は展示のご紹介のみでしたが、このオフィスは働いている面々も愛想が良くて親しみやすい人が多く、大体いつ行っても居心地が良かったです。そんなブラジル人スタッフ達の様子についてもまた改めて書こうと思います(多分)。
以上、「知られざるネイマール記念館」の訪問レポートでした。