学生時代からの習慣ですが、自分が過ごす場所(家やら仕事場やら)の一角に必ず地球儀を置くようにしています。寺子屋にも置いています。
僕が昔から愛用しているのは上の写真の照明タイプの小型地球儀です。暗闇の中、光る地球を眺めながら夜を過ごすのもたまにはオススメです。実際に僕は学生時代、眠れない夜にこの地球儀を見て、自分が訪ねた国の人の顔を思い浮かべたりしながら過ごしたことがあります。大好きなラテンアメリカの地が自分の方を向くように地球儀を置いて、それを眺めて心を落ち着かせたりしたものです。
また、日常的に視界の中に地球の姿が入っていることは、世界の国々と繋がっている感覚や、地球上の様々な出来事への関心を自然に保つ上で、少なからぬ効果があるように感じます。ふと手にとって眺めていると、それまで興味のなかった国がふと目に留まって気になったり、あるいは何かを改めて確認できたり、それなりに何か起きるものです。あるいは適当に指差した国について調べたり、思い切って実際に訪ねてみても面白いと思います。
寺子屋でも、手元に地球儀があることで生徒とのコミュニケーションに広がりや奥行きが生まれることがよくあります。先日は話の流れで地球儀を手に取って、そのまま大航海時代の歴史を説明した授業がありました。教材としても資料としても最高の小道具です。
そんな地球儀のある暮らし、個人的にはあらゆる人、あらゆる家庭、あらゆる職場や教育現場にオススメです。まだ地球儀と共に生活していない方は是非、お気に入りの地球儀を探して部屋に置いてみてください。そして手に取ったり眺めたりして、地球儀と仲良くなってみてください。楽しいですよ。